乳腺炎の治し方と注意点
乳腺炎は胸の痛みだけではなく、発熱や膿が出るなど、様々な症状を引き起こします。
こんなに辛い乳腺炎の治し方は自宅でできるものと
病院にかからなければならない場合と2つに分けられます。
乳腺炎の治し方として自宅でできる方法は、余った母乳を出し切ることです。
これにはいくつか条件があるのですが、
1つは赤ちゃんの吸う力が弱い場合、
2つ目は母乳が残りやすい胸の形をしている、
3つ目は赤ちゃんがどちらか一方のおっぱいしか飲まない場合、
4つ目は授乳間隔が開きすぎるのに赤ちゃんが母乳を飲まない場合です。
母乳ができた分出ずに残ってしまうと古くなってしまいますので、
古い母乳を残しておけばその分乳腺炎の症状は進みやすくなります。
ですからお風呂に入ったときに絞る、洗面所で絞るなどして自分で古い母乳をすげましょう。
また授乳間隔が開いている場合は全部絞らずに、
赤ちゃんが起きる時間に母乳を与えられるように少しだけ絞るようにしましょう。
授乳方法を見直してみよう!
それから授乳方法を見直してみるという治し方があります。
実は乳腺炎の原因として、添い乳が多い、と言うことがあげられます。
添い乳はママも休めますし、とっても便利なのですが、母乳が残りやすいので危険です。
乳腺炎にかかる前に、添い乳ばかりではなく、赤ちゃんを抱っこして授乳する方法も取ってみましょう。
あまりにもしこりや痛みが改善されない、患部が熱を持っている、
黄色いどろっとした母乳が出るようになった、熱が下がらないといった症状が出た場合は医療機関を受診しましょう。
病院はどこに行ったらよいのか?
母乳外来のある産婦人科や乳腺外来が望ましいです。
出産した病院が近くにあるならそこを受診するのもいいでしょう。
病院では熱を下げるための解熱鎮痛剤や抗生物質を処方してくれますが、
授乳を続けたい場合は授乳中でも飲める薬を処方してもらうことができます。
また膿がたまってしまった場合は切開となりますので、医師の指示に従ってください。
検査や治療に時間はかかりますが、確実な治し方だと言えるでしょう。
ただし、病院で抗生物質をもらったり痛み止めで炎症を抑えても根本を
見直さなければまた再発するのが乳腺炎です。
病院に行くのと同時に、サプリやごぼう茶などを習慣にしてみると
体質改善がされるケースが多いのでおすすめです。