乳腺炎の時はゴボウシ?その効果はいかに?!
乳腺炎にはいろいろなものが効果的だといわれていますが、中でも効果が高いといわれているのがゴボウシです。
ゴボウシは牛蒡子と漢字で書く漢方薬で、実はゴボウの種のことを言います。
家庭菜園をしている人でもよほどのことがない限りゴボウの種を見たことなどないでしょう。
ゴボウの種、ゴボウシは色はこげ茶色で大きさは米粒程度です。
そしてこれを煎じて飲めば、乳腺炎に効果があるといわれているのです。
ゴボウシの効果・作用はどうなの?
ゴボウシの主な効果は利尿作用、抗真菌作用になり、
風邪を引いて熱が出たら熱を発散し扁桃炎への解毒作用を持っています。
他にも湿疹に対して清熱解毒作用を持つ、様々な病気に効果があるとされています。
さらにゴボウシには乳管、つまり母乳の通り道を広げるという作用があります。
母乳は乳腺で作られ、乳管を通って排出されます。
ですから母乳が詰まっている場合、乳管が広がるというのは非常に有効な治療法なのです。
さらに乳腺炎で起こる熱も発散できますから、乳腺炎の辛い症状を和らげることができます。
またこの作用のことから母乳が出なくて大変というママにもお勧めです。
乳腺炎に効くゴボウシはどうやって飲むの??
では実際にゴボウシはどのように作れば言いのかというと、まず土瓶あるいは土鍋を用意します。
そこにお水を3合、ゴボウシを10〜15g入れて煎じましょう。
けっこう臭いがするのですがこれがゴボウシの臭いだと思えば慣れます。
1時間半ほどで水の色がこげ茶色になり、水の量も半分くらいになります。
後は濾して食事の前に飲み、もしも残ったら冷蔵庫で保存しましょう。
保存したときに種の油分が出てしまいますが、特に品質が落ちるということはありません。
保存期間は1日と思ってください。
もし煎じるのが大変なら、フライパンを使って乾煎りし、ミルサーなどを使って粉砕、
オブラートに包んで飲み込むという方法もあります。
ここで覚えておいてほしいのは、乳腺炎になって、冷やす、温める、マッサージするなど
様々な療法を用いたけれど効果がなかったときの最終手段がゴボウシだということです。
それだけ臭いがすごいのですが、お取り寄せで購入も可能ですので、ぜひチェックしてみてください。